見立ての迷路
STYLY Photogrammetry Award 2019 出展作品【STYLY賞受賞】
小学生の頃の【道路上の白線をたどる遊び】をVRで再現する
道路標示は観察者の「見立て」によってその機能を漂白され、新たな空間を帯びる。形が複雑になればなるほど、それは迷路としてのアトラクション性を見出すことができる。
しかし道路標示はあくまで交通のための物であって、交通量の多い道や信号のある交差点等ではそもそも遊ぶことができない。しかしフォトグラメトリによって再現された時間の流れていない街並みの中では、より自由で選択性の高い行動が可能となる。今回は世田谷砧のとある道路標示の錯綜した交差点を抽出した。
さらに、小さい頃は頭の中で想像していた「線から落ちたらアウト」にリアリティを持たせるために、道路面のシェーダーを近づくと消えるものとした。
童心に戻って都市空間を再体験することで、何の変哲もないと思ってしまうようになった街並みの多様なエレメントについて何か再発見できるきっかけになればと思い制作した。
道路標示は観察者の「見立て」によってその機能を漂白され、新たな空間を帯びる。形が複雑になればなるほど、それは迷路としてのアトラクション性を見出すことができる。
しかし道路標示はあくまで交通のための物であって、交通量の多い道や信号のある交差点等ではそもそも遊ぶことができない。しかしフォトグラメトリによって再現された時間の流れていない街並みの中では、より自由で選択性の高い行動が可能となる。今回は世田谷砧のとある道路標示の錯綜した交差点を抽出した。
さらに、小さい頃は頭の中で想像していた「線から落ちたらアウト」にリアリティを持たせるために、道路面のシェーダーを近づくと消えるものとした。
童心に戻って都市空間を再体験することで、何の変哲もないと思ってしまうようになった街並みの多様なエレメントについて何か再発見できるきっかけになればと思い制作した。

